ドローン規制の始まりとも言われる航空法の改正前から、ドローン開発に取り組む国内メーカーの一つに、株式会社 菊池製作所 があります。

福島工場（飯舘村）では震災後も雇用を守るため生産を継続した。
菊池製作所は1970年創業。菊地功社長が一代で築き上げ、一括一貫体制による「研究開発」・「試作」の総合ものづくり支援企業です。

業界きっての匠の技術とも言われる金型製作や、小型プリンターなど幅広く製造も行っており、「菊池製作所だから出来る」ことを提案し、地元福島県飯館村の雇用創出と発展に大きく貢献されています。

ミーティングルームにはPhantom3が。ドローン研究に余念がない。
今回御縁あって、ドローン操縦士増員のために当スクールが講習を担当させていただくことになりました。受講されたのはJUIDA（日本UAS産業振興協議会）の操縦技能ライセンス・安全運航管理者ライセンスを取得するための4日間講習です。

座学から真剣そのもので、質問も多く頂きました。

実技では他社製品の特徴理解のため、コンシューマー機以外にも農業用や点検等に使用されている産業用ドローンのデモ・説明も取り入れました。

MG-1説明の様子。こちらも多くの質問が飛んだ。
国産のドローンを操縦していくということもあり、モード1で訓練。
GPSサポートを外した状態での着陸は、モード1ならでは難しさもあるのですが、皆様順調に習得していきました。

今後は農業におけるプラットフォーム事業に着手ということで、子会社のイームズロボティクス社・DJI社の製品を積極的に使用されていくとのこと。

講習での学びを活かし、まずはご安全に、そして地域貢献につながるような素晴らしい取組みとなることを願っています。将来的には、オリジナルドローンの展開も期待してしまいますね。

今年で開校5周年を迎える当スクールも、同じ福島で地域貢献を掲げる企業として共に協力し、歩んでまいりたいと思います！

今年に入り、企業様の団体受講が増えてきていますが、当スクールではオリジナルコースをご提案し、方向性に添った内容で対応しております。ぜひお気軽にご相談ください。

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